trisapo12’ 2018

大分トリニータ観戦記

【2018明治安田生命J2第22節】大分トリニータ vs ヴァンフォーレ甲府

大分は今節、丸谷不在の為代わりに岸田が先発出場。ボランチには姫野がスタメンのチャンスを掴んだ。甲府は中2日でのアウェイ戦。過密日程に加え負傷者も続出でメンバーを大きく入れ替えた布陣となった。

 

【交代選手】42.姫野→川西 46.星→伊佐 77.馬場→三平

 

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(試合感想)

J2第16節にアウェイで大敗を喫した大分…今節の試合での立ち上がりも甲府の前線からのプレスと守備に苦しめられ押し込まれる…

前半20分、小椋の折り返しを受けた堀米が切り返して相手をはがして左足でシュートを放ったのが大分のゴールネットを揺らして甲府が先制!立て続けに24分。パスを受けてゴール前へと進入した曽根田が、左足で振り抜き追加点。

 

今節スタメン出場の姫野はフィードや縦パスが相手にカットされるシーンが多く恐らく甲府は姫野の対策をしてただろう。甲府の1トップ堀米がスペースに下りて中盤で数的優位を作り、周囲を使って攻め込み大分を押し込んだ。

 

1トップに堀米その下に佐藤と曽根田を並べた布陣、片野坂監督は予測していなかっただろう… 

 

慌てて大分は42分、姫野に代えて川西を投入、中盤での主導権奪回を図るが上手く行かず…

後半から大分は星を下げて伊佐、4バックにシステムを変更する。右SB岸田、左SB松本怜。右SHに國分、左SHに馬場として片野坂監督は修正した。

大分は59分に松本怜のクリアミスから堀米に拾われループシュトはクロスバーに当たったがこぼれ球に詰めた佐藤が頭で押し込んで甲府がトドメの3点目を挙げた。

甲府は66分に曽根田に代えて田中を入れ、さらに攻めの勢いを増した。大分は75分、藤本が倒されて得たPKを自ら沈めて1点を返す。

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77分に大分は馬場に代えて三平を投入し、片野坂監督は三平を2トップの一角に置き藤本を左SHに回した。攻め込む大分だが、84分に甲府前線の前プレで小手川がボールを奪われ佐藤にまたもネットを揺らされた…

大分はATに再び藤本が倒されてPKで1点を追加するも、時すでに遅し!前半戦の雪辱を果たすことは出来ず、中2日の甲府に対しても敗戦してシーズン2連敗となった…

 

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今季の大分はビハインドの時、攻め込まれてる時間帯に選手達が自らピッチで修正することが出来ない時が多い…  こういう時に必要なのが竹内選手だが今年は出場機会に恵まれずに居る。福森 鈴木 刀根と今季固定されていた守備陣も福森が離脱後に複数失点が続いているのは良くない!福森がまだ復帰できないなら、鈴木 竹内 刀根と並びを試してほしい。

 

 

[試合後の選手コメント] 

松本怜: メンバーが替わってもやろうとしていることはそれほど変わらないし、練習中から狙いははっきりしていたので、あとは精度を高めるだけだった。そこが今日はうまくいかなかった。怪我人が出たりして、チームの総合力が徐々に試される状況になっていると思う。

 

川西: ウラに抜けてほしいという矢印は感じたけど,、その中でギャップを使う選手もいなくてはならない。徳島戦ではスペースがなかったからウラもなかったが、今日は逆だった。ポゼッションにしても後ろが重かった。昨季のようにもっと全員がボールを受ける意識を持って動かなくてはならない。