trisapo12’ 2018

大分トリニータ観戦記

【2018明治安田生命J2第21節】徳島ヴォルティス vs 大分トリニータ

大分は今節、宮阪から川西と先発変更。後藤・福森はこの試合にも間に合わず藤本・國分が再び起用された。

 

【交代選手】46.國分→清本 64.馬場→伊佐 81.藤本→三平

 

 

(試合感想) 

徳島は[3-5-2]システム、大分は[3-4-2-1]でスタート。徳島は連敗中という事もあり意外性のある戦い方を挑んできた、この戦い方は片野坂監督も予想出来ていなかった…

ポゼッションに定評のある徳島が、大分の最終ラインでのビルドアップにはプレスを掛けずに大分の攻撃の特徴、両WBの松本と星にパスが入ったとき限定で前方方向へ押し出し。徹底して守備ブロックを維持と大分対策を行い攻撃はカウンター狙いに徹した。

試合開始直後から、大分の選手・監督には戸惑いが見られて徳島がペースを握った。前半14分、大分の星が刀根からのボールをロストしそのまま徳島がカウンターを仕掛ける。徳島の岩尾がシュートを放つと丸谷が手に触れてしまいPKの判定。これを岩尾が自らきっちり決めて徳島が狙い通りに先制。

 

福森が離脱後に左に刀根、右に丸谷を配置している大分は、ここ数試合丸谷が狙われて失点する場面が多い… 左サイドの刀根、星の連携も良くならずに星が刀根を気にして、思いっきりプレーが出来なくなっている。やはり左利きの福森の離脱はかなり痛い、右WBの松本も開幕当初に比べて守備的になってしまってる。福森が居ない間は左利きの那須川を代わりにするしかないのでは?右は刀根・松本で固定し左は岩田・山口・イムなどが競争争いから試合に絡んでほしい。

 

先制後も徳島は徹底してブロックを維持。ボールポゼッションは大分に傾いたが、崩し切れずに前半終了。

後半に入り、大分は國分から清本に交代。

國分は後藤の負傷によりチャンスを貰ってるが、残念ながら結果を残せない… 次節からは林にチャンスをあげて欲しい。

 

直後の49分に大分はアクシデント… 丸谷が不要のファールで2枚目のイエローカードを受けて退場。丸谷の退場が今日の試合を決定付けた… あんな軽いプレーで退場してはいけないし、当たり前だがチームが崩れてしまう。出場停止で頭冷やして帰って来てくれよ〜

 

 

数的優位になった徳島はポゼッション率を高め攻勢に出る。大分も丸谷が退場して以降は割り切って攻撃に入り数的不利とは思えないのか続いたが、、69分に試合が再び動く。途中出場の内田からバイタルの島屋へ絶妙な横パス。島屋がサイドネットを揺らすゴラッソ!で徳島追加点。、84分にも山﨑のダメ押し弾が決まり、徳島が首位大分から見事に快勝した。

 

 

片野坂監督: 「今後、シーズン後半戦でもこういう戦い方をしてくるチームがあるかもしれないが、どういう状況になったとしてもわれわれは、しっかりと相手の変化を見て、リスクを負ってチャレンジして、勝点を積み上げることが大事だということでやってきた。だが、構えている相手を崩せず、こじ開けられなかった。後半戦に向けて、まだまだそういうところが課題であるという現実を突きつけられた。」

 

片野坂監督も言ってますが、まだまだ大分は課題が多いのが現実です。しかし前半戦は怪我人を出しながらも上位を保つ事が出来たのは選手・コーチ・監督が一丸となり闘ったからです。すぐに後半戦はスタート、練習から激しく競争争いをして選手全員が良い準備をして勝点を積み上げられるように頑張って欲しいです!!

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