trisapo12’ 2018

大分トリニータ観戦記

【2018明治安田生命J2第18節】愛媛FC vs 大分トリニータ

今節の(A)愛媛戦は、前節から福森→ソンス 星→岸田とスタメンを変更。

 

【交代選手】65.宮阪→川西 69.ソンス→國分 79.馬場→清本

 

(試合感想)

今節は[3-4-2-1]を採用するミラーゲームとなった。試合序盤は大分ペースで試合が進む、前半13分に左サイドの松本怜からのクロスをゴール前で後藤が合わせてゴールネットを揺らすも、エリア内でのファウルと判定され先制点とはならず…

前半40分まで何度もチャンスがあった大分は得点をすることが出来ずに、残りの5分は愛媛にペースを握られ最後の5分は愛媛に勢いを与えてしまった。

後半開始、愛媛は前半終了直前の流れを維持して積極的にボールを動かし主導権を握った。53分に大分は最終ラインのビルドアップのミスを突かれて危うく失点シーンとなったがGK高木が好セーブ。63分に試合が動く、愛媛の前野が鋭いインターセプトからショートカウンターを仕掛け、エリア内で近藤が折り返したボールを大分MF宮阪が滑り込んで対応するもハンドの判定となり愛媛にPK。このPKを近藤が落ち着いて決め愛媛が先制に成功!

 

失点後、大分は攻撃的なカードを投入して攻め込むが決定的チャンスを決める方は出来ず…

お互いにチャンスを作ったがスコアは動かずタイムアップ。愛媛は11試合ぶりの勝利で今季ホーム初勝利。大分は首位から転落となった…

 

[試合後の片野坂監督のコメント]

最後の部分の細かいところを突き詰めなくては、簡単に勝点3は取れないとつくづく思う。

難しいゲームが今後も続くと思うし、選手たちにはもっと、ビハインドになったときにパワーを使って相手よりも上回るというメンタル的な部分や、体の最後のパワーを出し切ってほしいと思う。それは私も含めて日頃のトレーニングから良い準備をして、こういうゲームで勝点1でも拾えるように、選手を鼓舞して戦っていきたい。

 

片野坂監督は本日の試合で刀根と怜を左サイドに置き、岸田とソンスを右サイドに置く采配をしましたが、やはり左サイドに怜を置くと彼の良さが全く出ないので右サイドで怜は固定してもらいたい。星が出れない時は岩田・那須川などにチャンスを上げて起用して欲しいですね。

伊佐の1トップ起用も固定せず、林や藤本などにもっとチャンスを上げてくれ。スタメン・ベンチ入りの選手に競争争いをさせてレギュラー陣に危機感を持たせて!それが出来ない場合は夏の移籍期間で補強に動いてもらいたいです。