trisapo12’ 2018

大分トリニータ観戦記

【2018明治安田生命J2第20節】大分トリニータ vs アビスパ福岡

大分は前節から宮阪が先発に復帰、丸谷がストッパーに入り小手川・宮阪のボランチ、國分・馬場のシャドーでトップの位置には藤本がスタメンからスタートした。(後藤の怪我が軽傷だといいが…)

 

【交代選手】56.宮阪→川西 68.國分→伊佐 73.藤本→三平

 

【公式ハイライト】大分トリニータvsアビスパ福岡 明治安田生命J2リーグ 第20節 2018/6/23 https://youtu.be/2J2dTY9PmYI @YouTubeより

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2位の大分が4位の福岡を大銀ドームに迎えた一戦。上位対決として迎えた九州ダービーは、12,000人の観客が見守る中、接戦となった。

 

 

(試合感想) 

福岡は松田力を出場停止で欠く試合で、[5-3-2]システムでスタート。鈴木惇をアンカー、負傷明けの枝村と石津を中盤に並べてた。

大分は開始早々からチャンスを作るが福岡の守備を崩せず… しかし前半17分、大分は陣内から國分の縦パスを藤本がドリブルで運んで馬場に預け、馬場が展開して松本がワンタッチでそのままクロスを入れると、ニアの位置に飛び込んだ藤本が頭で合わせて先制点を奪った!f:id:trisapo12:20180624200805j:image

前半24分、大分は宮阪のCKが福岡の選手にクリアされるがそのこぼれ球を小手川が拾いそのままミドルシュートを放つが惜しくもバーに弾かれ追加点とはならず… f:id:trisapo12:20180624201646j:image

福岡はドゥドゥ、石津などで積極的に攻めて来るが精度を欠いたりして得点できず。大分は守備陣が体を張り組織的に守り、1-0のまま前半終了。

 

大分は後半から、5-3-2のシステムに変更。守備に人数を増やし、カウンターを狙う形とした。

しかし後半は福岡が大分を押し込む展開へ、53分に平尾が味方とのワンツーから鋭いシュートを放つが、サイドネットの外側。大分は56分に宮阪に代えて川西を投入、システムを[5-3-1-1]として中盤の支配率向上を図った。

福岡も城後と木戸を投入。大分は68分に國分を下げて伊佐。68分に伊佐が藤本へパス、藤本がそのまま駆け上がりチャンスを作ったが決める事は出来ず… (逆サイドで馬場がフリーで待っていたので見えていれば決定機でした。)

その後も分厚い攻撃で大分を押し込む福岡だが、大分も体を張った守備を見せて集中を切らさず、ゴールを守った。84分、右サイドで三平と松本が崩しそのままクロス、中で逆サイドに居た星が中まで走り頭で合わせるも惜しくもGKに止められた。

 

アディショナルタイム4分、松本怜が福岡ボールをカットしそのまま右サイドへ駆け上がり時間を稼ぎそのまま試合終了。大分が勝点3を積み上げた。
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[ 試合後の片野坂監督 インタビュー]

2週間前にラグビーの親善試合があり、ピッチがどうかと思っていたが、芝の管理の方に素晴らしいピッチにしていただき、水を撒いてわれわれに協力してくださった。この場を借りて感謝したい。そういった方の支えや応援があってわれわれはサッカーができている。そういった方々に勝点3をプレゼントできて本当に良かった。これを続けていかなくてはならない。

 

試合後の藤本のインタビューで「チャンスは来ると思っていた。待つだけでなくつかみ取らなくてはと、片さん(片野坂知宏監督)からの話にもあったので、それをモチベーションに。日頃の練習や練習試合からしっかりアピールし続けることでチャンスを掴みとろうと思っていた。」とありました。今、出場機会が少ない選手などはしっかりTMで結果を残さないと今季の選手層では試合に出場出来ませんね… 練習から競争争いをして全員で試合に挑んで欲しいです。