trisapo12’ 2018

大分トリニータ観戦記

【2018明治安田生命J2第10節】ツエーゲン金沢vs大分トリニータ

前節の横浜FC戦では、丸谷不在で姫野・宮阪選手のボランチで挑んだが横浜FCのトリプルボランチ、トップにイバ起用に苦しめられた前半、後半は横浜FCのシステム変更のお陰で大分が何とか追いつきドローゲームとなった。

本日の金沢戦から丸谷が復帰をし、丸谷・宮阪のダブルボランチで試合に挑みました。 金沢はシステムを4-4-2、右サイドハーフ起用の清原は、守備の際にDFラインの一角に入るような形をとり大分の左WB星をケア、左サイドハーフの杉浦は高い位置で大分のビルドアップを防いで来た。大分は金沢の前プレに苦しめられトップの林、シャドーの馬場が消され金沢の戦術に上手くハメられた。

金沢のタフさはJ2リーグ上位でしょう… 大分は苦しんだ中でもDF刀根を中心に素晴らしい守備で何とか無失点で前半を終えることができた。後半も金沢ペースで試合が進み54分、清原がチャンスを迎えるが大分は押し込まれた時間帯でも集中力を切らさず、堅い守りで応戦する。

後半アディショナルタイム。大分はカウンターを仕掛ける、川西のパスから丸谷が受けてドリブル、丸谷のパスから左サイドの星がペナルティエリアを切り込み、再び丸谷が受けてそのままシュートを放つ!シュートは上手く捉えることが出来なかったが相手DFに当たりそのままゴールネットを揺らした。

今季川西をスタメンで起用しない理由はこういう場面でよく分かります!途中出場でも良い仕事ができますので本当に助かりますね。決勝点を挙げた丸谷も復帰戦で試合終了間際にペナルティアリアまで走りこんでいるのを見ると、片野坂監督が丸谷を信頼する気持ちが分かります。

なんとか最後の最後でこじ開けることができ、本日金沢戦に見事に勝利した大分トリニータはこれでJ2リーグ首位となりました!!今後も厳しい試合が続きます、ここ数試合固定している前線メンバーに疲労が見えますのでゴールデンウィークの3連戦はFW陣をローテーションしながら勝ち点を積み上げて行って欲しいです。