trisapo12’ 2018

大分トリニータ観戦記

【2018明治安田生命J2第34節】 レノファ山口 vs 大分トリニータ

今節山口は、運動量のある大﨑淳矢をシャドーに起用、佐藤 健太郎が1アンカーの[4-3-3]の布陣。

大分は前節の讃岐戦から二人を入れ替え、ボランチには宮阪 政樹、前線に伊佐 耕平を起用。[3-5-2]の布陣となった。

 

立ち上がりから攻めぎ合う両チーム。山口はハイプレスでボールを奪って大分ゴールに迫る形、大分はボランチが流動的に動きながらボールをつないで山口ゴールを狙った前半。

 

立ち上がりの前半2分、大分は陣内からGK高木が前線へパスを送ると相手の背後をとり裏へ抜けた伊佐が左足でシュートを狙うが惜しくも枠外となり先制とはならず…

(伊佐はこういうチャンスをしっかり決めていければもう一段成長できるだろう。)

 

山口は前半4分、右サイド前がクロスを上げると逆サイドから走りこんできた高井が合わせてシュートを放つも枠を捉えることはできず。

前半17分大分はセットプレーから決定機。宮阪からのボールが流れ走りこんできた福森が頭で合わせるも枠外となりまたも決定機を外した。

(宮阪らしいキック制度で決定機チャンスを作った、福森はフリーの場面なのでしっかり決めるか、最低でも枠に飛ばしてほしいです。)

 

前半29分スコアが動く、山口は低い位置でつなぐ大分に連動したプレッシャーを掛けてボールを奪い、最後はオナイウ阿道がゴールに流し込んで先制点を奪う!(失点場面、三平、宮阪、福森が絡んだがこういうミスは今後無くさないと勝ち点をとりこぼすケースもあるので、練習から気を引き締めてやって頂きたい。)

 

宮阪を久しぶりの先発起用と動いてきた片野坂監督、しかしこの采配は残りの試合含めて反省して貰いたい。

 

後半、大分は宮阪に代えて清本を投入し[3-4-2-1]システムに布陣を変更。

高い位置からプレッシャーを掛け、ボールを奪い攻め込む形が増えてくる。

後半59分、大分陣内GK高木から、星→伊佐の繋ぎ清本がミドルシュートを放つとこぼれから最後は松本 怜が冷静にゴールに流し込んで、同点に追いつく。(伊佐がワシントンとの競り合いに勝った所で勝負は決まってた。ワシントンはあの場面で伊佐に前を向けてはいけない場面でしたね、この試合通してワシントンの対応は良くなかった。)

 

この同点弾から大分が勢いを増す、62分にはカウンターから右サイドを松本、清本の2人で崩して中へクロスを上げると三平がニアで潰れて最後は伊佐がシュートを放つも惜しくも逆転弾とはならず…

 

後半64分に三平 に代えて藤本を投入で更に攻撃に厚みを掛ける。

後半72分に大分がスコアを動かす。左サイドから星・伊佐で繋ぎ、伊佐が中へ相手守備陣を引きつけて右サイドでフリーになって居た松本へパスを送る。松本怜が中の状態を冷静に判断をしクロスを上げると中で途中出場の藤本が落ち着いて流し込み逆転弾を奪った。

(今季両WBが鍵を握っている大分、山口戦でもその両WBの星・松本怜が素晴らしい活躍を見せた。残りの試合この2人が鍵を握っていると断言してもいいだろう。)

 

大分は75分、松本怜からのロングボールに抜け出した藤本が右足で抜群のトラップを見せ、最後は相手GKをかわし落ち着いて流し込みリーードを一気に2点と広げた。

 

 

山口はFW岸田 和人を投入し大分ゴールへ迫るが、守りを固めた大分の前にシュートまで持ち込めれないシーンも有りこのまま試合終了。

大分が敵地で勝利して3連勝を飾る。

 

今季はどのポジションも選手層は厚く、練習から激しい競争争いが出来てることで試合に出てる選手が良いアピールを残せている。

残り試合数は少なくなってきたが、選手全員が目の前の試合に向けて必死にアピールをし怪我人を出さず今季を締めくくりたい。

J1昇格に向けて負けられない闘いが続く!

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