【2018明治安田生命J2第19節】松本山雅 vs 大分トリニータ
大分は今節福森が負傷・宮阪が契約の問題で欠場。小手川と川西がボランチでコンビを組んだ。主にボランチで起用されていた丸谷は今節ストッパー起用となり、藤本が久々のスタメン復帰となった。
【交代選手】66.藤本→伊佐 76.馬場→三平 87.後藤→竹内
【公式ハイライト】https://youtu.be/W-CzFBXSXYM
(試合感想)
開始早々から激しいボールの奪い合いとなった両チーム、チャンスを先に生かしたのは松本。前半5分、自陣の位置から前田大然がドリブル突破でストッパー起用されていた丸谷との勝負に勝ちそのまま大分陣内まで持ち込み、ペナルティーエリア手前に居た前田直輝にパス。前田直輝の左足を振り抜いたシュートは大分の小手川に当たりながらゴールへと突き刺さり松本が先制!
前半21分、大分は陣内からDF鈴木が松本の守備の裏を狙ったパス、FW藤本が反応し裏に抜け出して松本のファールを誘いこの判定が一発退場。
この判定により、数的優位となった大分は流れを引き寄せるべく攻勢を仕掛ける。前半34分大分はCKの流れからボックス内で刀根がファールを誘いPKを獲得。これを後藤優介が冷静に決めて同点弾となった。
前半終了間際の40分に再び大分がチャンス。川西→馬場と繋ぎ、馬場が得意とするアウトサイドキックから後藤が藤本に決定的なパス。藤本が冷静にゴールネットを揺らして大分が逆転!このまま前半終了となった。
後半スタートから松本は一人少ない中でも真っ向勝負を展開。大分の攻撃を食い止めながら、同点のチャンスをうかがうが時間が経過していく…
松本は高崎と工藤の2枚同時投入で流れを引き寄せに動くが、大分は81分にカウンター攻撃。川西がドリブル突破から伊佐にパス、伊佐が放ったシュートのこぼれ球を三平が押し込みダメ押し点を挙げた。84分、小手川→川西と繋いで川西が後藤に決定的なパスを送る、そのまま後藤が冷静にゴールネットを揺らし4点目!
数的優位となった大分が上手く試合を運び、上位対決はアウェイの大分が制した!
[試合後の片野坂監督インタビュー]
相手が退場になり、数的優位で試合を運ぶことができて、なんとか逆転し、勝点3を取れたが、90分のマネジメントが非常に難しいゲームだったと感じた。ただ、われわれには勝点3が必要だったので、どういう形であれ、それが取れたことでホッとしているし、うれしく思う。
松本対策として片野坂監督は、ストッパーで丸谷を起用、小手川・川西のボランチで裏抜けが得意な藤本をスタメン起用と采配が見事に的中しましたね。川西はやはり違いを見せれる選手なので見ていて楽しいですね、福岡戦もぜひスタメンで起用してもらいたい。丸谷は失点に絡みましたがそれ以外は上手くプレー出来ていたと思います。後藤が試合終了間際に負傷したのが気になるところです… 次節は九州ダービーなので間に合ってほしい、無理でしたらトップに林でシャードの位置で藤本を見たいです。