trisapo12’ 2018

大分トリニータ観戦記

【2018明治安田生命J2第17節】大分トリニータ vs ロアッソ熊本

前節(A) 甲府戦で大敗した大分、今節は三平→伊佐と1人スタメンを変更しミラーゲームで九州ダービーに挑んだ。

 

【交代選手】後半69分、宮阪、馬場→川西、國分 82分、伊佐→三平

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(試合感想)

前節では立ち上がりから押し込まれてしまった大分、今節は試合の立ち上がりが大事となった。熊本は立ち上がりプレスは仕掛けずに大分がペースを握ってテンポよくボールを回した。先制点は前半23分、刀根から伊佐へパス。伊佐が粘り後藤が右サイドの松本怜へ送りそのままクロスを上げると中で待っていた馬場がゴールネットを揺らした!(伊佐が前半からよく裏のスペースに走り込んでいたのが良かった。)

その後も伊佐などが積極的にゴールを狙うが決める事は出来ずに前半終了。

 

後半はハーフタイムで修正した熊本がペースを握る展開へ、ビルドアップ時のポジショニングを変更、サイドで数的優位を作り出す。後半49分に田中達也のクロスを逆サイドの黒木がフリーで頭で合わせるが、クロスバーに阻まれる。大分は63分に刀根が前線の後藤へパス、後藤が上手くトラップしシュートまで持っていくが相手GKにセーブされ得点とはならなかった。

 

熊本、大分両チームとも選手交代を行う中で、主導権は熊本。スコアは動かず85分、守備の枚数を削り前線の選手を熊本は投入。89分に熊本はカウンター攻撃を仕掛けるが、前線で皆川がキープ出来ずに大分DF鈴木がボールを奪いそのままドリブルで持ち上がり後藤へ展開、後藤が相手GKを冷静に見てループシュート!これがダメ押し弾となった。熊本は後半の修正が収穫になった試合、大分は馬場・後藤のゴールで勝点3を積み上げて今節も首位キープに成功した。

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大分は前半の展開では宮阪の良さを出せるが、後半のように修正をされ攻め込まれるペースになると宮阪の良さを出せないのでしっかり修正が必要。上位チームだと確実に失点に絡んでくるだろう… 今日の試合で2枚替えをしたがやはり2枚替えはリスクが大きい、実際に福森・星・伊佐など疲労して動けなくなる可能性もあったので交代カードは慎重に使ってほしい。前節の反省から守備は厳しく行けていたので今後も続けて下さい。次は天皇杯、上手くターンオーバーをして試合に挑んで勝ってほしいです。